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いけてる体操服

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メモリー日記
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昭和世代の体操服は

学校のマークが入ったシャツに

ブルマーだった。

イギリスにも指定の体操服がある。

初めての小学校体験

私は、イギリスの学校に

いったことがない。

だから

子供たちが

小学校に上がったとき、

本当に戸惑った。

親として、

何をしていいのか

わからない。

教科書はなし。

ランドセルもちろんなし。

制服は白のポロシャツと

黒のスラックス。

ランチは持参。

中身はサンドイッチ、りんご、ポテトチップス、

チョコレートバーなど。

(子供は人と違ったお弁当が嫌い。だから

日本のお弁当などは作らずに済んだ)

すべてが

目新しいことだらけだったのだ。

小学校の制服リストをもらって、

よくわからないなりに、

ユニフォームを買いに行く。

「へえ〜

ここの体育は

白シャツとサイクリングショーツでやるのかあ」

一応、学校指定の制服専門店はあるが、

お母さんたちは

安いお店で

子供用サイクリングショーツを買って

子供に持たせる。

学校のマークも何もないけど

特別問題はなかった。

苦痛の送り迎え

そのうち

2番目の娘、

みかんちゃんも小学校に入学した。

そのショーツはみかんちゃんも

愛用することになる。

彼女にはりんごちゃんという

お手本があるので、

ストレスのない、

のほほんとした娘に育った。

母親のげばも

ママ友とかできて、

結構気楽な毎日だった。

強いて言えば、

ここでは

朝、子供を学校まで送り届け、

下校時には迎えに行かないといけない。

というのが

面倒だった。

子供は絶対に大人が迎えにくる。

という暗黙の決まりがあったのだ。

昭和時代の登下校風景とはえらく違う。

なんでそんなことするの!

いっても始まらない。

けれども

そんなつまらないお迎えの時間でも

楽しい時はあった。

それをご紹介する。

楽しい登校風景

みかん:「ああ、マミー遅れるよう!」

いつもの忙しい朝である。

みかん:「ああ、そうだ!今日、PEがあるんだ!(Physical Exercise-体育)」

みかんちゃんは

慌ただしくそばにあった

黒いサイクリングショーツをつかみ、

カバンに押し込んで、

げばの車に乗り込んだ。

イギリスの親は

歩くのが面倒な人、

遅刻しそうな人

遠くに住んでる人

は車で子供を送迎する。

げばは「遅刻しそうな人」に当てはまる。

子供を専用の車でお見送りする。

いわゆる

「マミータクシー」である。

いつもの道を、

いつもの時間に走っていると、

いつもの人に出会う。

「ほら!ピンクレディーだよ!」

りんごちゃんとみかんちゃんは

いっせいに右前方を向いた。

この時間、

全身をピンクの服で着飾ったお姉さんが

反対方向から歩いて、出勤するのだ。

暑い日はピンクのシャツ。

時にはピンクのスーツ。

寒い日はピンクのコート。

よくもまあ

こんなに

全身ピンクコーディネートしているものだ。

どこの誰かは知らないが、

私たちは

密かに

彼女を

「ピンクレディー」と名付け、

そして

ピンクレディーを見て

その日のスタートを切っていたのだ。

楽しい下校風景

1日が終わり、

げばは

みかんちゃんを迎えに行った。

誰かが言っていたのを

思い出す。

「最近、会話のない親子が増えています。

学校の送り迎えの車の中は

親子の会話をする

絶好のチャンスですよ!」

なるほど

げばも

ひとつ会話しちゃいましょうかね?

げば:「みかんちゃん、学校どうだった?楽しかった?」

みかん:「うん。」

げば:「お弁当食べた?」

みかん:「うん。」

げば:「PEどうだった?」

みかん:「えっ?…….うん。あの。PEお休みしたの。」

げば:「なんで? 体操服持ってたじゃない?」

みかん:「…..うん。」

げば:「具合悪かったの?」

みかん:「体操服なかったから」

げば:「体操服?持っていったじゃない?」

みかん:「いや、その…..」

げば:「どうしたのよ!はっきり言いなさいよ!」

みかん:「今朝、黒のショーツをつかんでカバンの中に入れたんだけど、」

げば:「うん」

みかん:「カバンの中にはいってたのは

ダディのパンツだった

次の瞬間、

危うくハンドル操作を誤りそうになった。

車の中は

爆笑の渦と化した。

「あっははははははははは🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣」

話を聞いたりんごちゃんは

涙が止まらないほど

笑い転げた。

それから

みかんちゃんは

ショーツをカバンに入れる前に

ちゃんと広げて

それがショーツかどうか

確認して登校するようになった。

のほほんとしていた娘が

初めて「確認」という作業を始めたのである。

なによりである。

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