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肉を切らせて骨を断つ

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やっと車の免許を取ったあ!

青年は有頂天である。

さっそく

友人、マイケルから車を借りて

ドライブに出かけた。

しかし

彼はその日に

なんと

衝突事故を起こし、

マイケルの車を

さんざん傷つけてしまった。

感動した友人の神対応

青年は真っ青である。

彼は保険をかけてなかった。

貯金なんてない!

どうやって弁償したらいいのか?

マイケルに恐る恐る車を返しにいった。

彼は

「まあ

仕方ないじゃないか。

そう気を落とすな。

大丈夫だよ。」

青年は

「弁償しなければ…..本当に申し訳ないことをした。」

平謝りにあやまった。

しかしマイケルは

「大丈夫。気にするな。

誰にだって間違いはある。」

そういってお金を取ろうとしなかった。

青年はこの時の

マイケルの態度を生涯忘れなかった。

(この人は信用できる、いいひとだ)

ここに

うつくしい男同士の友情が誕生した。

男同士の友情

やがて

マイケルは自分の会社を立ち上げる。

青年も大企業に就職し、

お互い順風満帆。

それぞれ家庭を持ち、幸せになった。

マイケルは

自分の車を傷つけられても

怒らない太っ腹な人だ。

そして

青年はそんなマイケルに心酔していた。

マイケルもいつしか

青年を家族のように思うようになる。

そして行動がだんだん図々しくなった。

青年が旅行中に

勝手に青年のフラットに入って

人を寝泊まりさせたりするようになった。

やがて、2人の関係は

金銭面にも現れるようになった。

マイケルは欲しいものを青年に買わせ、

「借りる」という名目で自分で使った。

それでも、

マイケルと青年の関係が

2人だけの世界にとどまるのなら

問題なかった。

しかし

結婚していた2人の

持ちつ持たれつの関係は

当然、家族にも影響する。

マイケルが青年に

自分の子供のベビーシッターを頼む。

青年が引き受ける。

しかし

マイケルの子供の面倒を見るのは

青年ではなく、

青年の妻なのだ。

男の友情と共同経営

青年は有名な大企業に就職していたが、

リストラにあい、

職を失ってしまった。

その時

青年を救ったのはマイケルだった。

マイケルは青年を

彼の会社の共同経営者として

招き入れた。

最初はうまくいっていたが、

大不況の波に呑まれ、

次第に経営が困難になっていく。

マイケルは

青年にこう頼んだ。

「会社の危機を救うために

金がいる。

銀行から資金を借りるために、

担保として

君の家を使わせてくれないか?」

青年の妻は大反対した。

それが遠縁となり、

青年と妻の関係は次第に

悪化していった。

そして、家を担保にまでして

救おうとした会社は

結局、潰れてしまった。

肉を切らせて骨を断つ

言葉は悪いが、

結果として、

マイケルは、車を潰された代わりに、(自分の肉を切られ)た代わりに、

青年の家を奪ったのだ。(骨を絶つ)

この手口は

詐欺師がよく使う手だ。

*(念の為、マイケルが詐欺師という意味ではない)

自分の身を削るような誠意を見せておいて、

客を信用させる。

純粋培養の客ほど、

詐欺師を信用し、

知らず知らずのうちに

彼の頼みを断れなくなり、

気がつくと、

身を滅ぼしてしまっているのだ。

全くただほど高いものはない。

昔、

げばの恩師がこんなことを言っていた。

友人と友情を長く続けたいと思ったら、

決して、その人と金銭の貸借はしてはいけません。

金銭の貸借関係になると、

友情が純粋なままでなくなるからです。

この言葉は

当時、

仕事を始めたばかりの

まだ10代だったげばの心に刺さり、

生涯にわたって、げばを守ってくれた。

利害のない友人関係は

本当に宝である。

コメント

  1. Patchingworker より:

    会社をやっているとこれに近いことが頻繁に起こります。
    会社が存続していて反映しているから良いですが、あのまま潰れていれば自分の負債(投資が焦げ付いたってこと)になってTHE ENDだったかもしれません。
    私は共同経営で何とかやれていますが、経営は一人が責任を負ってやるべきですね。
    上手く行った時の配分でも揉めることになるからです。

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