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白い悪魔のエスコートで地獄行き

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メモリー日記
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逃げても、逃げても

追ってくる白い悪魔

ついに、俺は

鋭い爪で捕まれ、

大きな赤い口の中に

すいまれていった。

万事休す!

もうだめだ!

と思った時、

信じられないことが起こった。

白い悪魔が

嘔吐したのだ。

俺は奇跡的に外に出られた!

真夜中の騒ぎ

「アルフィー!なんでこんなとこで吐いちゃうの!」

寝室に入ってきた

白猫、アルフィーが

外で何か変なものを食べたらしく

何か吐いた。

しかし….

おかしい。

吐いたものが

動き出したのだ。

(ね、ねずみ!!)

大きな声を出したら

猫はびっくりして

ねずみを放って逃げ出すから、

心の中で叫んだ。

よりにもよって

(なんで寝室で生きたねずみを放すかなあああああ!!!!!!)

と思いながら

静かにタンスを動かした。

彼が獲物を再び捕まえるのを

手助けしたのだ。

彼はタンスの後ろに隠れたねずみをうまく仕留めて

そのまま

リビングに向かった。

そうそう

そのまま外に連れていってね。

げばは、猫をゆっくり猫ドアに誘導した。

あせらずに

ゆっくりと……..

……..とその時である。

アルフィーは

ねずみをいったんゆかに離したのである。

(なんということを!!!)

心の中で

げばは叫びまくった!

(アホ猫!このバカ!あああああ)

悪魔と地獄を「俺」が説明する

いったん吐き出された俺は

人間が住んでいるフラットという名前の

「地獄」にいた。

住み慣れた森に帰りたいのに

この地獄からどうやって抜け出せばいいのか?

聞くところによると

一度、悪魔たち(猫たち)が俺たちを

地獄(人間の住む家)に連れて行けば、

叩き殺されるらしい。

地獄の住人たちは俺たちが嫌いだ。

俺たちも地獄の住人は嫌いだ。

だから普通はお互い干渉しないので、

いたって「平和」なんだが、

その地獄の住人が飼っている悪魔は

俺たちが好きなのだ。

「好き」というのは

友人としてではなく、

「食料」として好きなのだ。

悪魔は俺たちをとって食おうとし、

地獄の住人は俺たちをみると

悲鳴をあげて

追い出そうとしたり、

叩こうとしたりする。

そして俺は

この恐ろしい「地獄」に

不本意にも

今夜、

連れてこられたのである。

眠れぬ一夜

アルフィーが

生きたねずみを

(わざと)ゆかに置いた。

これは自分のパフォーマンスを

げばに見てほしいための余興である。

しかし!

しかし、

そのねずみを、リビングで

見失った!

大失態である!

これは

ねずみが怖いげばにとっては

大事件である!

すぐさま

ねずみ捜索にかかる。

最後に見たのはソファーの上だった。

普通のソファーは

クッションが取り外せるのに

げばのソファーは

最新モデルで、リクライニング付き

(みかんちゃんが選んだ)

ゆえに分解が不可能で、

ねずみはそれをいいことに

ソファーの奥の奥に入り込んで

姿を消した。

ひっくり返しても

掃除機かけても

棒で引っ掻き回しても

びくともしない。

猫ももちろん手出しできない。

まったく

ねずみには好都合の隠れ家である。

…….明日仕事なのに…….

疲れ切ったげばは

明日、仕事休んじゃおうかな?

という考えが頭をよぎった。

勤め先の病院に電話しようと思い、

携帯を取ると、

メッセージが入っていた。

「げば、こんばんは!」

「明日、シフト入ってるよね?!」

「あのさ、お願いがあるの。明日、私も乗せてってくれない?❤️」

同僚の看護婦からだ。

彼女は近所に住む同僚で、

普段は他の同僚や旦那にリフトを頼むのだが、

緊急の時には

車で出勤するげばといっしょに行くことがある。

困っている人を、自分のずる休みで断るのもなんだな。

と考えて、

ねずみ探しを諦め寝ることにした。

地獄の住人、新しいニックネームをもらう

翌日、

眠い目をこすって、

勤務するげばに

同僚たちは一体どうしたのと聞いてきた。

げばは

昨夜のバトルを話すと、

みんな、ひとごとゆえに

死ぬほど笑い転げた。

げばはひとり笑わず、

まじめに語った。

「ねずみとりを仕掛けてきたわ」

「なんとしても

マウスフリーの家を取り戻すのよ!」

とげばがいうと、

同僚たちは口々に好き勝手言ってくれた。

「帰ったらさ、

ソファーからねずみのベイビーが出てくるわよ!」

(ホントだ!あのねずみが妊娠してて、ソファーの中で出産なんてしたら!)

背筋が凍るような旋律が走った。

「今頃さ、げばのリビングで、

トムとジェリーの実写版が行われてるのね。」

「あたし、これからあんたを’ミニーマウス’って呼ぶわ💕」

………その日は (本当に!)

仕事にならなかった。

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