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田舎のねずみと娘たち

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メモリー日記
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むかしばなしに

「都会のねずみと田舎のねずみ」というのがあった。

都会のねずみは

食事は豪華だが、

いつも人間を警戒していないといけない。

田舎のねずみは

食事は貧しいけど

いつものほほんとしていた。

イギリスのねずみは

典型的な

田舎ねずみである。

人間とねずみの衝突事故

イギリスでよく見かけるねずみは

Wood Mouseという。

体はとても小さく、木の実を主に食べるらしい。

民家の庭にもよく現れる。

早く日が暮れる、

冬の日の夕方、

げばは

小さかったりんごちゃんと一緒に

外に出た。

みると

Wood Mouseがちょうど道を横切ろうとしていた。

りんごちゃんは思いがけない遭遇に大興奮。

すると向こうから

男女のカップルが歩いてくるではないか!

2人はねずみに気がつかない。

げばとりんごちゃんはとっさに思った。

げば:(あの人たち!ねずみを踏みつぶしちゃう!)

りんご:(ねずみさん!あぶない!!)

げばとりんごちゃんの

心の叫びが飛び交った!

そして….

きゃああああ!

という女性の悲鳴が聞こえる!

…….はず……?

そう思った時、

なんと!

そのねずみは

女のハイヒールのトンネルをくぐって

難を逃れたのだ!

それを見たげばとりんごちゃんは

しばらく呆気に取られていた。

ねずみと遊びませう

Wood Mouseは時々、昼の明るい日にも姿を見せる。

小さかったみかんちゃんが

近所の女の子と外で遊んでいた。

あんまり長いことキャキャはしゃいでいるので、

げばは何をしているのかとのぞいてみた。

恐るべし!

彼女たちは

ねずみをいけどりにして遊んでいたのだ!

ジーンズをはいていた2人は

足を開いて向き合って座り、

お互いの足をぴったりくっつけ、

正方形を作っていた。

そしてその正方形の中に、

小さなねずみを生け捕って

キャキャと騒いでいたのだ!

なんという遊びを思いつくのだ!

大人には絶対ない発想である。

しばらくして

みかんちゃんが家に帰ってきた。

「マミィ…..」

消え入るような声である。

「どうしたの?」

とげば。

みかんちゃんはいう。

「助けて…..」

「どうしたのよ?」

ともう一度げば。

みかんちゃんはいう。

「あのね、

ねずみがジーパンの中に入っちゃったの…..」

その時のげばの驚きと恐怖感!

「きゃああああああ!

そばに来ないで!

外に出て!

外!!」

げばは

みかんちゃんの頼みを

はっきり

きっぱり

断って、

彼女を外に追い出した。

大丈夫?マミィ?

しかしながら

げばも母親である。

なんとかしない….わけにはいかない。

彼女を庭に連れ出し、

「ひとまずジーンズ脱いで」

といった。

みかんちゃんは小さくて

ジーンズのボタンを外せない。

「ぎゃあああ!ねずみさんが上に上がってきたあああ!」

みかんちゃんが悲痛に叫ぶ。

「ぎゃあああ!」げばも叫んで、思わず後退りした。

「うえ〜ん」

みかんちゃんは半泣きになった。

こっちが泣きたい……

ボタンを外した瞬間に

ねずみが顔をだしたら……

どうしよう…..!

げばは、そぉと手を伸ばし、

静かに、

ジーンズのボタンを外した。

「ジッパーは自分でおろせるよね?」

これを脱がせばひとまず大丈夫。

げばはジーンズを静かに引っ張った。

……….ねずみは出てこない…..

…….よかった!

げばは祈った。

ねずみさん、

このままジーンズの中に

留まっていてくれ。

お会いしたくないです。

と、

その時である。

ジーンズの先っぽから

突然ねずみが踊りだして、

目の前に現れたのだ!

「きゃあああああああああ………!!!!!!」

ジーンズを放り出して

げばは一目散に逃げた。

あの時の恐怖は忘れられない。

人間の雄叫びを耳元で聞いたねずみだって怖かっただろう。

ただ1人、

冷静だったのがみかんちゃん。

「マミィ?大丈夫?

ねずみさん、向こうに行ったよ。

もう大丈夫だよ。」

とにっこり笑った。

…….こいつ……..

ある意味で

大物かもしれない。

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