憧れの岸恵子

「パリのおばさま」

こう聞いて

山口百恵の「赤い疑惑」というテレビ番組を思い出せる人は

げばと同世代だ。

百恵が白血病にかかった女の子の役で

岸恵子は彼女の叔母でフランスのパリに住んでいるという設定だった。

実に美しいおばさまだった。

百恵が彼女をパリのおばさまと呼ぶのに憧れて

私の芸名?を「げばおばちゃま」にしたのだ。

おばちゃまというのは、

本人が「おばさま」という気品にかけているためである。

どうせなら美しく歳をとりたい

美しく歳をとる

これは全女性の永遠のテーマである。

岸恵子さんの変わらない美しさは

げばの羨望である。

黒髪は綺麗にセットされ、姿勢も良く

とても米寿を迎えた方に見えない。

ということで

げばは

白髪が見え始めた瞬間から

髪を染め始めた。

白髪でも美しい?

ところが

ここ数年、

若者の間で髪を白く染めるのが流行り始め、

白い髪はファッションだと主張し、

自分の地毛の白髪を堂々と公に見せる方が増え始めたのだ。

友人チェリーもその一人である。

黒髪を金髪に染めた若者が
染めるのを怠けると頭の上の方が黒で下は茶色になって、
「プリンちゃん」と呼ばれるらしい。
白髪になりかけの頃のチェリーは
頭の上の方が白く、下の方は茶色。
「チョコレートムース」である。
全ての髪が白くなったチェリーは
パンナコッタになった。

年配者の白髪を侮るなかれ!

この間、チェリーと一緒にレストランで食事していると、

見知らぬおばさんが

「あなたの白い髪、素敵だわ

と寄ってきたのだ!

チェリーすごすぎ!

と思ったものだ。

髪事情のジレンマ 

白髪の凄さを知ったげばが

チェリーに語りかける。

「私も染めるのやめようかな?」

チェリーは一言。

「げばは白髪似合わんよ」

と一挙両太刀。

想像してみて、

「………そうだなあ」

と納得した。

岸恵子も黒髪だしなあ。

でも最近、髪が痛み始めた。

現在のコロナ禍の状況で

医療関係者は仕事が終わると、

ただちに

体、髪などすべてシャワーで洗い流す。

わたしの髪のトラブルの原因は

加齢、

髪染め、

洗い過ぎ

が原因である。

ナチュラル白髪予防 発見!

ある日のこと、

ネットサーフィンしていたげばは

ある記事に目を丸くする。

ナチュラル白髪予防!!!

それはみなさんがいつも使っている

あるものです。

もったいないことに、みなさん捨てちゃってるんですよね。

ということが書いてあった。

私はたくさんのトリートメント剤を使ってみたが

どれもそんなに効果はなかった。

ヨーロッパ人の髪は日本人の髪とちがう。

だが

このトリートメント剤は

昔から中国で使われていた。

秘伝である。

さらには

髪だけでなく、

肌もツルツルになるらしい。

なるほど

中国女性の髪なら

日本人であるわたしの髪にも合うだろう。

さて、そのトリートメントとは?

なんと

米のとぎ汁

なるほど

日本酒造りをしている人は

みんな手がすべすべだというのを

聞いたことがある。

げばの実験

新し物好きのげばは早速試した。

と言っても一人暮らしのげばは毎日ご飯を炊かない。

休日にたくさんご飯を作って

小分けして冷凍して、

食べる時チンする。

だからこのお米の研ぎ汁が発生するのは

だいたい2、3週間に一度。

初回は、別に変わらなかった。

でも

休日の洗髪を控えて

米のとぎ汁トリートメントを

半年ほど続けて、

気がつくと

髪があんまりパサついてないのに気づいた。

気のせいかもしれないが、

このトリートメント、

少なからず 効果があった。

と(げばは)思う。

皆様もぜひお試しください。

投稿者 geba-

21年の国際結婚にピリオドを打ち、今現在シングルアゲインしています。この生活は思った以上に快適で、NHSの病院で働きながら、漫才みたいな生活を楽しんでいます。女子トーク、イギリス生活、そしてシリアスな人生観を書いていきます。

“どうせなら加齢も美しく” に1件のフィードバックがあります

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