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ママ友ー人生色々

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知人が全くいない異国の地で

お友達を作るのは容易ではない。

その点、

子供がいると友達が作れやすい。

子供同士が遊ぶと、

その親も、自然と一緒に話し始めるからだ。

子供は大人と違ってフィーリングで友達を作る。

初めてのママ友

げばも2人の娘にしたがって、

たくさんのママとお話ししてお友達になった。

印象に残ったママの話をしようと思う。

りんごちゃんが2歳くらいの頃、

Toddler Groupというのがあった。

Toddelerというのは

1〜3歳までの幼稚園入園前の子供のグループをいう。

そのグループで遊んでいるうちに、

彼女が特にお友達になったのは

ジョンという男の子。

ジョンのお母さんはげばと同じアジア人である。

閑静な一等地に

建築家の旦那様、手作りのお家に住んでいた。

木々が生い茂って

完璧なプライベートスペースである広い庭。

外観にチューダー様式を取り入れた

大きなお家には

広いリビング、ブレックファーストルーム、プレイルーム、5寝室、バスルーム、キッチン、

そして一家が住むスペースとは別に

客室があり、そこには専用のバスルームもあった。

プレイルームで子供を遊ばせている間、

私たちはお茶を飲んでおしゃべりしていた。

ある話で、誕生日の話題になった。

ルカさんはちょっと困ったようにげばに言った。

「げば、私、自分の誕生日知らないの。」

げばは仰天する。自分の誕生日知らないなんて!

そんな!

ありえない!

「ほんとなのよ。

ほんとに知らないの。

うーん

……実はね。」

彼女は自分の半生を語り始めた。

ルカさんの驚くべき半生

彼女は自分の祖国を知らない。

小さい時、

両親と国を離れ、

難民として諸国をさまよっていた。

そのうちに両親は死別か生き別れか、何かの事情で

離れ離れになってしまい、天涯孤独となる。

だから自分自身の情報が

わからずじまいになったのだ。

知っているのは名前だけ。

しかし彼女は、

運がいいことに

素晴らしい養い親に巡り合った。

きちんとした教育を受けて

彼女はイギリスで看護婦になったのだ。

真面目で気立てのいい彼女は

やがて建築家の男性と知り合い、

素敵な恋愛をして結婚したのだった。

数年後、

げばたちは引っ越しした。

最初はよく連絡を取り合ったりしていたが、

引っ越しを重ねていくうちに

連絡が途絶えてしまった。

でも彼女の笑顔は今でもよく覚えている。

ジョンも立派な大人になっていることだろう。

今でもあのお家で幸せに暮らしているのかな?

そんなことを思ったりした。

小学校のママ友

りんごちゃんが3歳くらいになって

げばたちは家を買った。

りんごちゃんも幼稚園、小学校に通い始め、

げばにも、本格的なママ友ができ始めた。

りんごちゃんは、アナという女の子とお友達になって、

一度、せがまれて彼女のお家にお邪魔したことがある。

アナのママはずいぶん若い人だった。

旦那さんはミュージシャンらしい。

彼は家に帰ってくるなり、

げばの前で

奥さんとお金のやり取りをした。

お金といっても

ペニーコイン(2円、5円)である。

後で聞くと

彼は路上ミュージシャンだったらしい。

しばらくして

アナのパパと,

げばは路上で出会った。

「ごきげんよう。アナや奥さまはお元気?」

とあいさつすると

「ああ、

あいつは家を出ちまったよ。

子供を置いて、男のところにいっちまって。

まったく、信じられないやつだよ。

でも

今は落ち着いて、アナと息子と俺の3人で

幸せにやってるよ。」

げばは言葉に困った。

「…..そうなの。でも、まあ、幸せで何より。」

10年後、

りんごちゃんとげばは

家庭医の待合室にいた。

私たちの真向かいに男が座っている。

彼女らしい女が、診療を終えて

男の元に歩み寄ってきた。

聞く気はなかったけど、2人の会話が聞こえてきた。

女:「ドクターが、Yesといったわ。」

男:「ほんとなのか!?」

女:「どうしよう!」

やがて、りんごちゃんは看護婦に名前を呼ばれて

盗聴は中断された。

家への帰り道でげばが言う。

「あの女さ、

きっと妊娠を告げられたんだと思うよ。」

するとりんごちゃんがささやく。

「マミー、気づかなかったの?」

「あの女さ、アナだよ。」

「え〜!!!!」

アナってりんごちゃんと同い年!

まだ子供じゃない!

…..妊娠だって!

数ヶ月後、

りんごちゃんは

アナに子供が産まれたことを

フェイスブックで知ることとなった。

アナのママも、

こうやって

10代でアナを産んだんだ。

歴史は繰り返す

この言葉を

げばは、

現実に実感してしまった…..

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