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ハエよけの生け花

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「サマー」といえば、

なんだか開放感があって

楽しい響きがある。

夏休み、

ビーチ、

バーベキューパーティー…..

だが

人間が活動的になるように

虫だって活動的になるのだ。

日本の夏、イギリスの夏

”キンチョーの夏、日本の夏”

という蚊取り線香のキャッチコピーは

日本の夏を簡潔に言い当てていて

長い間愛されてきた。

つまり、

それだけ日本には蚊が多いのだ。

日本の夏は

熱帯地域かこの国は?!

と思うような高い気温の中、

湿気が多い。

蚊にとっては

最高の環境なのだろう。

今年(2021年)の夏は

日本でオリンピックが行われた。

ヨーロッパからやってきた選手にとって

日本の暑さは予想外だった。

げばは、

「選手たち、かわいそうにな。」

と思いながら、オリンピックを見ていた。

イギリスに来て

最初に感動したのは

夏になっても蚊がいない。

ゴキブリも見ない。

ということである。

イギリスの夏は

日本の夏と

比べ物にならないくらい涼しい。

クーラーがいらないのだ。

窓を開けて

扇風機を回しておけば十分しのげる。

しかしながら

厄介な虫は

世界中にいるものだ。

窓を開けていると

必ず入ってくるものがある。

ハエである。

ハエとの戦い 

ハエは万国共通。

どの国にも生息する。

ここイギリスでも

ハエはどこからともなくやってくる。

窓を開けたい。

でもハエの侵入も防ぎたい。

そう思って長めのネットカーテンを買った。

昔、おばあちゃんのお家には、

「蚊帳」というネットでできた、大きな布があった。

部屋の四隅にひっかけて

その中で寝るのだ。

涼しい風だけ入ってきて、

蚊は入ってこれない。

あれと同じ原理だ。

それでも入ってくるハエの対処法は、

一番狭い部屋にハエを誘導させ、

窓にかかっているネットカーテンをまくりあげ、

窓を閉める。

ハエは明るいところに行く習性があるので、

必ず窓から外に出ようとする。

ハエが窓まで飛んでゆき、

窓に留まったところで、

ネットカーテンをおろし、

ハエを窓とカーテンではさみうちにするのだ。

そこで、そっと窓を開けると

ハエは外に出て行く。

それでもうまくいかない時、

その時こそ、

初めて

ハエをたたくのだ。

ハエは自分を殺そうとしたものの顔を覚えているらしい。

だから一度たたき損ねたら、

2回目からのたたきは難しくなる。

剣豪の侍のごとく

殺す(やる)と決めたら、

一発で仕留めるのである。

ハエの大発生

今年の夏は

とても暑い日が続くと思ったら、

雨が降ったりして

お庭の草花にとっては

育ちやすい気候だった。

そしてハエにも都合が良かったのだろう。

庭の生垣の上を

花粉を求めていつもハエが飛んでるのだが、

今年はそれが大発生した。

ある日、

仕事を終わってうちに帰ってみると

台所の窓にたくさんのハエがへばりついていた。

なんで!

なんで、こんなにハエがいるの!?

留守にしていた家の窓はきちんと閉めていた。

窓が空いてないのに入ってくるなんて!

思いつくのは

主人のいない家の中で

開けることのできる、

唯一の窓は

「猫ドア」である。

猫のアルフィーが外から帰った時に

ハエが一緒に入ってきたのか?

そう思って、

お休みだった翌日、

注意深く猫ドアを観察したが、

ハエは猫ドアから入ってこなかった。

窓という窓も閉め切ったけど、

どこからともなくハエは

やってくる。

そして

そのハエたちを

げばはひとつひとつたたいて殺した。

ハエたたき、必殺仕事人である。

申し訳ないが、

げばの目に止まったハエたちは

1匹残らず殺害された。

しかしながら、

仕事人というのは

好きで人を殺すのではない。

無用の殺生を好まないのが

仕事人である。

げばも好きでハエをたたくのではない。

無用の殺生を好まないのが

げばである。

だから

げばはなんとかハエが家の中に入らないように

いろいろ考えた。

もしかしたら、

家の中に、

猫がネズミの死骸を持ってきて、

それが腐ってハエがたかっているのではないか!?

という

身の毛もよだつ

ホラーが浮かび上がり、

家の中を徹底的に掃除して、死骸を捜索した。

…..何も見つからなかった。

YouTubeで

「クローブスパイスをレモンに突き刺したのを置いとけばハエはたかりませんよう。」

という言葉を信じて

窓という窓にスパイスレモンをおいたが、

効果なし。

庭にでて

ぶんぶん飛んでる

憎たらしいハエを睨みつけた。

そのハエたちは

レンガの壁にも留まっていた。

よく見ると

レンガの壁には正方形で穴の空いている

エアーブリックがある。

イギリスでは、

建物の通気性をよくするため、

壁にわざと穴の空いているブリックを埋め込む

そのブリックが「エアーブリック」というものなのだ。

そして

1匹のハエが

その穴に入っていったのだ!

なんと

窓を閉めているにもかかわらず

家の中に入ってきたハエは

このエアーブリックの穴から侵入していたのだ!

エアーブリックで生け花

ハエの出どころが判明した!

げばにとって明るいニュースである。

すぐにハエの殺虫剤をその穴の中にスプレーした。

ハエはもう入ってこなかった。

犯人はおまえだ!

エアーブリック!

なんの罪もないエアーブリックは

げばに指を指される。

しかし

どうしたものか

スプレーの効き目なんて

そんなに持続するわけがない。

なんとかその穴を塞ぐ方法はないものか?

適当な方法ではなく

こういうことは

きちんとしたほうが

長持ちする。

げばは

インターネットで検索してみた。

そうすると、

ああ…..

げばと同じように悩んでいる人はいたのだ!

ハエ予防のネットがついた

エアーブリックのカバーが売っていた。

DIYのできないげばは

友人の援助を取り付け、

そのカバーを買った。

しかし、

それを取り付けるまで数日間、

穴は空いたままである。

ハエ予防の応急処置に

何かで穴を塞がないといけない。

何かネットのようなものを押し込んじゃおうかな?

考えているうちに

そうだ!

庭に茂っているミントを穴に差したらどうか?

ハエはミントの匂いが嫌いらしいから、

そのミントを穴に差し込んだら

穴もいい具合に塞がるし、

ミントの匂いでハエは寄ってこない。

これはいいかも?

げばはステップ式のはしごを持ち出し、

ミントを生け花のように

エアーブリックの穴に差し込んでいった。

ほほう…..

外観はさもふざけてるように見えるが、

急場しのぎにはいいでしょ。

まあブリックカバーを取り付けるまでの辛抱よ。

そう思っていたら、

友人から電話がかかってきた。

「あのね、持って行くはしごが車に積めそうにないので、

助けてあげれないの。ごめんなさいね。」

ブリックカバーを取り付けるには

ドリルが使える高さまでとどくはしごが必要なのだ。

まさかこんな事態になろうとは….

今年の夏は

エアーブリックに

生け花をして

ハエよけするしかないのか?

がっかりしてしまったげばだった。

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