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デートサイトのお勉強 いちご物語ー番外編4

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いちご物語
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デートサイトで

相手を見つけることを

甘く見てはいけない

外見はのほほんとした顔をして

頭の中では攻略を練っている女たち。

熾烈な戦いがそこには

あった。

オーマイガット!

デートサイトは見本市

デートサイトに登録された方は

知っていると思うが、

登録するとき、

自分自身のプロフィール、趣味、好み、要望などを書く。

いちごちゃんは、「デートサイトの先輩」

に書き方を教えてもらった。

先輩いわく、

このプロフィールや、自分自身のアピールは

いわば

「セールス」である。

商品を買う消費者の気持ちを汲んで、

いかに商品を高く売ることができるか。

だから

プロフィールは

商品の宣伝文句。

いい加減に書いたらだめ!

時間をかけてしっかり書きなさい!

ということで、

いちごちゃんの最初のプロフィールは

削除され、

新たに書き直させられた。

英語の文章が間違っていると

それだけで読んでもらえない。

文章の添削までしっかりとやらされた。

女性の登録者には

自分の好みに合う男性をコンピューターが選び、

次々に紹介してくる。

男性の写真が一度にスクリーンに現れるのだ。

本当に

「男性見本市」である。

いちごちゃんの

「知らない世界」である。

待っていてはだめよ!

最初、

たくさんのアクセスのあったいちごちゃんも、

1週間もすれば、

そんなに注目されなくなる。

彼女は

女優さんのような

飛び抜けた容姿ではない。

平凡な

どこにでもある顔とスタイル。

しかし

日本人なので、

自分から男性にアクションを起こすことに

慣れていない。

先輩は叱咤する。

「いちごちゃん、デートサイトってところは

男も女もバンバンアクション起こすところなのよ。

何もしないと

何も起こらないわよ!」

「自分から

ウィンクや、メッセージを送らないと!」

へえ〜そうなのか。

若い時は

男性を惹きつけようなんて

考えたこともなかった。

若さによる

思い上がりというものだ。

今考えると

あの頃、男の人は

こうやって

女性の気を引くために

あれやこれや考えておったのだな……。

大変だったんだな。

と男の身になって考えてみたりした。

男性側の苦労

ある男性は

自分がやろうとしているビジネス

を熱く語っていた。

いちごちゃんは

色恋的なことを

言ってくる人より、

こうやって前向きに

生きようとしている人との

チャットの方が楽しかった。

2、3日、彼とチャットをしていて

ふと彼の写真が一枚ではなく、

何枚もアップされていることに気づく。

その複数の写真を見て

いちごちゃんはがくぜんとした。

すべて違う人の写真なのだ。

そして

最後のひとは

なんと車椅子に座っている

太った老人だった。

写真詐欺

デートサイトに送る写真は

見合い写真である。

よって

みんな自分が一番写りがいい写真を選んで

登録する。

会ってみると

そこには写真と似ても似つかぬ人物が

待っていた….

ということもよくある。

いちごちゃんは

彼に聞いた。

一体どの写真が本当の彼なのか!

彼はいう。

どの写真も

「自分」だと。

ただし、

プロフィール写真は

20年前の自分。

最近の写真は「最後」の写真だという。

「最後」の写真は

車椅子に座った老人である。

どうしてこんなことをしたのかと聞くと、

彼は(涙声…のような口調で)

「だって

今の自分をアップしたら

誰も相手にしてくれなかった」

だそうだ。

「私はこんな詐欺まがいのことを

する人は好きじゃないわ!」

いちごちゃんは憤慨していった。

「悪かった。騙すつもりはなかったんだ。

でも、僕は君とのチャットが本当に楽しかった。

お願いだから、友達になって欲しい。」

老人の悲哀

デートサイトには

そういった年をとった男性がいっぱいいた。

ほとんどは

妻と死に別れ、

寂しくて

もう一度

誰かそばにいて欲しくて。

ある老人は

「誰でもいいから

お願いだ!

連絡してくれ!」

なんていうプロフィールもあった。

これは男女問題とは別に

人間として何か身につまされる思いがする。

誰かが言っていた。

女は1人でも生きていけるけど、

男は1人になったら、生きていけない。

デートサイトの登録者は

圧倒的に

男性が多いそうだ。

いちごちゃんは

車椅子の彼を

本当に気の毒だと思った。

でも

気の毒だからと言って、

付き合うことはできない。

いちごちゃんの恋愛対象にはならないのだ。

いちごちゃんは

申し訳ない思いでいっぱいだったが、

彼のプロフィールをブロックして

自分のフィールドから消した。

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